TODOROKI™ VALVE RS TITANIUM Zパイプ等長フルチタン可変バルブマフラー|BMW M3 G80・G81 / M4 G82・G83 / M2 G87(S58)用
S58は3.0L直列6気筒ツインターボ。低回転域から厚いトルクを発生させる一方、純正エキゾーストはOPFとサイレンサーによって音圧を意図的に抑制しています。加速時に音が伴わない。G80 / G81 / G82 / G83 / G87 で最初に感じる物足りなさは、エンジンではなく排気系に起因します。
TODOROKI™ VALVE RS TITANIUM は、VALVE RS と同じ等長設計のZパイプ中間パイプをGrade 5チタン(Ti-6Al-4V)で製作したフラッグシップ。航空機の構造材に使われる合金で、ステンレスから大幅に軽量化しながら、チタン特有の高域が乗ったサウンドを得られます。中間パイプは5種、チタンカラー(本体色)は5色、テールは8種から選択可能。
Zパイプ・等長中間・可変バルブ。この3つを同時に備えたBMW M3 G80・G81 / M4 G82・G83 / M2 G87向けマフラーは、国内のアフターマーケット製品として初めての構成です。
※中間形状「1. 中レゾ×2 + 大レゾ」のみZパイプを持たない構成です。
個別の要素はそれぞれ存在します。可変バルブを備えた製品はありますし、等長設計を謳う製品もあります。ただし3つを同時に成立させた製品は、調査した範囲では確認できませんでした。構造の説明は以下に続けます。
2026年7月時点・BIMMER+調べ(国内で流通するG80 / G81 / G82 / G83 / G87向けアフターマーケット製品を対象に調査)。
ご選択いただく項目は3点です。以下の構成をお選びいただければ、それだけで完成された1本となります。
| 選択項目 | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| 中間形状 | 2. Zパイプ + 大レゾ | 排気効率とトルクを両立し、低周波のこもりを除去する標準構成。日常域では抑制的、バルブ開放時に本領を発揮します |
| チタンカラー | お好みの1色 | 本体の色。この項目のみ、好みに応じてお選びください |
| テール | 8. 本体と同色 | 本体と同じチタンカラーで仕上がります。色の選択は1回で完結します |
テールのみ異なる仕上げをご希望の場合は、カーボンやブラッククロームなど7種からお選びいただけます。
中間形状による音量傾向を調整される場合は、下の比較表をご参照ください。
- Ti-6Al-4V(64チタン):アルミ6%・バナジウム4%を加えたチタン合金です。純チタンより強度が高く、航空機の構造材やレーシングパーツに使われるグレード。単に「チタン製」と書かれた製品とは母材から違います
- 軽量化:チタンの比重はステンレスの約半分。同じ肉厚であれば大幅に軽量となり、車両後方の重量が軽減されることで回頭性にも寄与します
- 音質:チタンは密度が低く、内部での音の減衰特性がステンレスと異なります。高域が明瞭に立ち、乾いた金属質のサウンドになるのがチタン管の特徴です
- 耐熱・耐食性:高温域での強度低下が小さく、腐食にも強い。排気系の使用環境に適した素材です
- 焼き色:熱が入ることで表面に酸化被膜が生まれ、青から紫へのグラデーションが育ちます。使うほど表情が変わる素材です
チタンの発色は塗装ではありません。陽極酸化によって表面に酸化被膜をつくり、その膜厚が光の干渉を起こして色が出ます。色を「乗せている」のではなく、チタンそのものが発色している状態です。だから塗膜のように剥がれることがなく、排気熱で焼けて退色することもありません。
| カラー | 仕上がり |
|---|---|
| 1. ナチュラル | 未処理のチタン地。落ち着いたグレーで、使うほどに熱で焼き色が入っていきます |
| 2. ポリッシュ | 鏡面研磨仕上げ。光を強く反射し、ステンレスとは異なる白みのある艶が出ます |
| 3. ゴールド | 最も膜厚の薄い領域の発色。派手すぎない金色で、カーボンとの相性が良い色です |
| 4. パープル | チタンらしさが最も伝わる色。角度によって青紫から赤紫へ表情が変わります |
| 5. ブルー | 深い青。レーシングパーツで見慣れた発色で、車体色を選ばず収まります |
チタンカラーはマフラー本体(チタン管)の色です。テール(マフラーカッター)は別軸で8種からお選びいただけます。テールに「8. 本体と同色」を選べば全体を同じチタンカラーで統一でき、別の仕上げを選べばテールだけ表情を変えることもできます。チタンカラー5色はいずれも追加料金なしです。
TODOROKI™ VALVE RS TITANIUM の中間パイプは、左右の排気経路をクロス接続するZパイプを軸に設計しています。片側の排気が抜ける瞬間、その流れは管内に負圧を生みます。左右をクロスさせておくと、この負圧が反対側の排気を引き出します。これが掃気効果です。
単に管を太くして抜けを稼ぐのとは違い、中低速のトルクを落とさずに高回転の抜けだけを伸ばせるのがZパイプの本質です。左右の排気が一度合流することで低域に厚みが出るのも、この構造ならではの副産物です。チタン管が持つ明瞭な高域に、Zパイプ由来の低域の厚みが重なることで、音域の広いサウンドになります。
そしてTODOROKI™では、このZパイプを等長設計の中間パイプと組み合わせています。Zパイプが左右を「繋ぐ」構造なら、等長は左右の排気が合流点に届くタイミングを「揃える」設計です。経路長が違うと排気パルスの位相がずれ、クロスさせても掃気は狙い通りに効きません。逆に長さだけ揃えても、左右を繋がなければ引き出す相手がいない。等長とZパイプは、片方だけでは完成しない組み合わせです。TODOROKI™では中間形状5種すべてを等長で製作しています。
ただしこの構造には弱点があります。抜けが良くなるほど、静粛性は失われる。この課題を解決するのが可変バルブです。
- バルブ閉:サイレンサーを経由する静音経路。住宅街での走行や早朝の始動にも支障ありません
- バルブ開:ストレート経路が開き、Zパイプの掃気が最大限に働きます
「抜けの良い排気」と「静かに走れる車」は本来トレードオフの関係ですが、経路そのものを切り替えられるなら両立します。Zパイプで確保した排気効率を、必要な場面でのみ解放する。これがTODOROKI™ VALVE RS TITANIUM の設計思想です。
中間形状5種のうち、Zパイプを含むのは4種です。「中レゾ×2 + 大レゾ」のみZパイプを持たず、掃気よりも消音を優先した構成になります(下の比較表をご参照ください)。
- 等長パイプ設計:触媒後の集合から左右サイレンサーまでの経路長を揃えています。左右で経路長が違うと排気の到達タイミングがずれ、回転上昇時に音が濁ります。長さを揃えることで排気パルスの位相が整い、高回転まで澄んだまま伸びます。TODOROKI™では中間形状5種すべてを等長設計で製作しています
- Zパイプ:左右の経路をクロス接続する構造です。片側の排気が抜けるときに生まれる負圧をもう一方が利用でき、排気の引き出し効果が働きます。抜けを良くしながら中低速トルクの落ち込みを防ぎ、同時に低域の厚みを音に足します
- レゾネーター:特定の周波数を打ち消す消音器です。容積が大きいほど低い周波数まで抑えられるため、大型は「こもり音」の除去に、中小型は高域の抑制に有効です。数を重ねることで段階的に減衰します
- 電子制御バルブ:サイレンサー手前で排気経路を切り替えます。閉時はサイレンサーを通す静音経路、開時はストレート経路を通すため、音量と音質が同時に変化します
- キャットバック構造:純正触媒はそのまま残し、触媒以降のみを置き換えます。純正ハンガー位置を使用するため車体側の加工は不要です
レゾネーターの容積と数、そしてZパイプの有無で「静粛性 ↔ 抜け」が決まります。5種すべて等長設計・同価格です。番号は商品画像の一覧と対応しています。
| 中間形状 | 消音 | 向いている使い方 |
|---|---|---|
| 1. 中レゾ×2 + 大レゾZパイプなし | 最大 | 住宅街での使用や早朝・夜間の走行が多い方に。消音を優先した2段構成により、バルブ閉時は純正に近い静粛性を確保します。Zパイプによる整流は行いません |
| 2. Zパイプ + 大レゾ標準 | 大 | 標準構成。Zパイプにより排気効率とトルクを両立し、大容量レゾネーターで低周波のこもりを除去します。日常域では抑制的、バルブ開放時に本領を発揮します |
| 3. 中レゾ×2 + Zパイプ | 中 | 排気効率を重視した構成。節度を保ちつつ音量を高めたい方に適しています |
| 4. 小レゾ×2 + Zパイプ | 小 | 音量を重視した構成。消音は限定的で、バルブ閉時にも存在感が残ります |
| 5. ストレート + Zパイプ | なし | サーキット専用の構成。消音要素を持たず、排気効率は最大となります。公道での常用は想定していません |
ご注文時にお選びいただけます。判断に迷う場合は、車両の使用環境(駐車場所・走行時間帯・サーキット使用の有無)をお知らせいただければご提案します。
マフラーの適合精度は、図面ではなく実車で決まります。TODOROKI™ の G80 / G81 / G82 / G83 / G87 用は、実車の車体下部を3Dスキャンしたデータをもとに設計しています。純正ハンガー位置、フロア形状、リアバンパー開口部との干渉を実測値で押さえているため、車体側の加工を伴わずに装着できます。
溶接は高温TIG溶接によるフル溶接。排気系は熱と振動を同時に受け続ける部位のため、接合部の品質がそのまま耐久性になります。
S58は2基のターボで各3気筒を担当する構成です。ターボを通過した排気は圧力とエネルギーを落としており、下流の設計次第で音の出方が大きく変わります。だからこそ中間パイプの構成が、そのまま音の性格になります。
また直列6気筒は本来、爆発間隔が等間隔で一次・二次振動が自然に打ち消される構造。この滑らかさを損なわずに音圧だけを上げられるのが、直6に抜けの良い排気を組む最大の利点です。
| グレード | 価格 | 内容と向いている人 |
|---|---|---|
| TODOROKI™ REAR | ¥189,800 | リアピースのみを交換する構成。最小限の投資で音と外観を変更したい方に。可変バルブを搭載 |
| TODOROKI™ VALVE S | ¥229,800 | キャットバック全交換の廉価版。仕様を絞り込み、コストを徹底的に削って価格に還元したグレード。OPFセンサーの取り付けに対応する唯一のグレード |
| TODOROKI™ VALVE RS | ¥279,800 | 中間形状5種から選べる主力グレード。Zパイプ+等長設計、SUS304ステンレス製 |
| TODOROKI™ VALVE RS TITANIUM | ¥379,800 | 本商品。RSと同構造をGrade 5チタン(Ti-6Al-4V)で製作。軽量化とチタン特有の高域を求める方へ |
VALVE RS との差額は¥100,000。構造は同一で、母材がステンレスかGrade 5チタンかの違いです。軽量化とチタンサウンド、そして焼き色の変化に価値を感じるかで選んでください。音量の方向性だけを求めるなら VALVE RS で同じ結果が得られます。
母材をGrade 5チタンに置き換えた場合も、装飾にコストは計上していません。投じているのは素材と構造のみです。
チタンは加工難度が高く、溶接にも設備と技術を要します。それでもこの価格で出せるのは、BMW専用に絞り込んで治具と検証工程を共通化し、型式ごとに売れ筋を見極めて小ロット生産の無駄を排除しているからです。管理・製造・輸送の全工程を詰めることで、Grade 5チタンのフルシステムを国内他社より抑えた価格でご提供しています。
TODOROKI™は提携工場と共同で仕上げるセミオーダー受注生産モデルです。注文確定後に製作を開始し、仕様ごとにBIMMER+が選定・検品してお届けします。
- カスタマイズ相談可能:購入前にマフラー仕様のご相談を承ります
- 音量方向の指定も可能:「バルブ開時をもっと出したい」「閉時をより静かにしたい」といったご要望に対応できます
- 追加料金:仕様により追加料金が発生する場合があります
- 事前相談必須:カスタマイズをご希望の場合は、必ず購入前にご相談ください
- 注意事項:生産状況や車種により承れないカスタマイズがございます
- 中間パイプの構成
- 5種からご選択いただけます(上記の比較表をご参照ください)
- チタンカラー(本体)
- 5色からご選択いただけます(追加料金なし)
- テール(マフラーカッター)の仕上げ
- 8種からご選択いただけます。「8. 本体と同色」を選べばチタンカラーで統一できます(番号は商品画像の一覧と対応しています)
- テール(マフラーカッター)の口径
- マフラー本体の壁厚・管径
- バルブ制御方式
- リモコン式(標準)
- 純正バルブ連動へ変更をご希望の場合はご相談ください
- 本体材質:Grade 5チタン(Ti-6Al-4V)
- 肉厚:1.5mm
- 中間パイプ:等長設計。Zパイプ + 大容量レゾネーター(標準選択・変更可)
- バルブ機構:電子制御バルブ(リモコン式)
- 溶接:TIG溶接によるフル溶接
- 取付:純正ハンガー位置を使用。車体側の加工不要のボルトオン設計
- ロゴ:サイレンサー本体に TODOROKI™ ロゴ入り
- 中間パイプ(ご選択の構成)
- リアサイレンサー
- マフラーカッター(テール)
- バルブコントローラー・リモコン・配線類
- バンドクランプ一式
実際の排気音をご確認いただけます。ご希望の方は、お問い合わせフォームより「車種・型式」と「サウンドサンプル希望」をご記載のうえご連絡ください。該当車種の音源をお送りします。中間形状ごとの音の違いについてもご案内できます。
BMW M3 G80・G81 / M4 G82・G83 / M2 G87(S58)専用設計。
BIMMER+では型式ごとにコレクションを分けています。ご自身の型式から探していただければ、適合品のみが表示されます。年式・グレード・前歴改造により取付調整が必要な場合がありますので、ご不明な点は購入前にお問い合わせください。
本製品はOPFセンサーの取り付けに対応していません。OPF(ガソリンパティキュレートフィルター)センサーが装着されている車両では、センサーを移設できないため警告灯が点灯する場合があります。
純正のOPFセンサーを活かしたい場合は、センサーの取り付けに対応する TODOROKI™ VALVE S をご検討ください。同じ可変バルブ付きキャットバックで、センサー用取付穴の加工にも対応できます。
OPFはG型世代から採用された排出ガス浄化装置です。装着の有無は仕向地・年式・グレードによって異なりますので、ご自身の車両にOPFセンサーが付いているかご不明な場合は、購入前にお問い合わせください。
表示価格に送料・関税・通関手数料はすべて含まれています。商品到着後に追加でご負担いただく費用はありません。
マフラーは容積が大きく重量のある商品のため、輸送費だけで20,000円前後かかります。商品代金とは別に輸送費や国内転送料をご請求する販売形態も見られますが、BIMMER+では総額でご案内しています。
ご購入後、必ず「車種名/年式/車体番号」をお問い合わせフォームよりお知らせください。カスタマイズをご希望ではない方も、車種特定のため必ずご連絡をお願いいたします。
マフラーの脱着には専用工具とリフトが必要です。専門知識を有する整備工場・プロショップでの取付を強く推奨いたします。バルブコントローラーの配線作業も伴いますので、取付に自信のない方はプロショップでの作業をご利用ください。
純正バルブが備わる車両では、純正バルブを取り外すことで警告灯が点灯する場合があります。その場合はキャンセラー等でのご対応をお願いいたします。
受注生産のため、注文確定後の発送までに通常4〜8週間を頂戴いたします。カスタマイズ内容、海外輸送・通関の状況により納期が前後する場合があります。お急ぎの場合は購入前にご相談ください。
- 車両状態、年式、過去の改造履歴により、取付時に追加調整が必要となる場合があります。
- 溶接部の焼き色や仕上げには個体差が生じる場合があります。
- エキゾーストパーツは消耗品です。定期的な排気漏れ点検と配線の断熱処理をお願いいたします。
BMWはBMW AGの登録商標です。本製品はアフターマーケットパーツであり、BMW AGにより製造または提携されたものではありません。
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